院内設備
コンピューター断層撮影装置(Computed Tomography)
CTとは・・・
X線管球とX線検出器が人体を挟んで対向し、X線を照射しながら回転して得た情報をコンピューターで処理して画像化するものです。体のあらゆる部位において輪切りの断層像を得ることができます。2023年12月に導入したRevolution CT(GE社製)では、1回転で撮影できる範囲が16cm(従来機器の4倍)と広いうえ、1回転0.28秒の高速撮影が可能なため、体幹は3~4秒、頭部は1~2秒で撮影できます。
高速でもぶれの少ない画像が撮影できるため、これまでの装置で難しいとされていた不整脈や高心拍に対する心臓CT検査も大幅に成功率が上がっています。
さらに、本装置は人工知能(AI)を利用した画像再構成処理機能を有しており、従来よりも大幅な被ばく低減が可能となりました。そのため、小さなお子さんでも安心して検査を受けていただけます。
検査方法
検査は仰向けになり、ベッドがトンネル状の装置に自動で移動します。撮影中は息を止める指示がある場合があります。 造影剤を使用する場合には、検査を受ける数時間前から食事はできません。造影剤を静脈から注射したときに体が熱いと感じることがありますが、一時的なものですので心配ありません。造影剤は尿によって排せつされるため、検査の後には水分を多めにお取りください。造影剤の副作用として、吐き気やかゆみ、くしゃみ、発疹などの症状が100人に数人程度、また、血圧低下、呼吸低下などのショック症状が1000人に1人未満で起こることがあります。これまでに造影剤による副作用の症状が出たことのある人、ぜんそくやアレルギーがある人、糖尿病の薬を飲んでいる人、腎機能が悪い人、授乳中の人は、造影剤の使用に注意が必要な場合がありますので、必ず医師に伝えてください。
検査時間
5分~15分程度(検査内容により異なります。)
検査時の苦痛は全くありません。(造影剤注入の場合は静脈注射をします。)
検査時の服装
撮影する範囲に眼鏡やベルトなどがあると画像に映り込むため、外せる金属類は必要に応じて外します。また、ペースメーカーや除細動器などが体内にある場合は、それらの動作に影響することがあるため、事前の確認が必要です。必ず医師に伝えてください。
全身用X線CT診断装置 Revolution CT
磁気共鳴画像撮影装置(Magnetic Resonance Imaging)
MRIとは・・・
核磁気共鳴現象を用いた画像診断装置で、身体の任意の断面(縦、横、斜め切り等)の撮影が可能です。X線を使用せず強力な磁石(磁場)を使用し撮影するので、被曝の心配はありません。
また造影剤を使用せずに、血管を撮影(MRA:磁気共鳴血管撮影)することができます。当院のMRI装置はPHILIPS社製の高磁場1.5T(テスラ)が2台稼動しています。
検査方法
撮影する部位にコイルと呼ばれる専用の用具を装着し、ベッドに寝た姿勢で行います。検査の際はベッドが自動で動き、トンネル状の装置の中に入ります。磁場を発生させるときに、装置から大きな機械音『ドンドン』・『ダダダ・・・』がするため、あらかじめヘッドホンや耳栓を装着して検査を受けていただきます。検査の目的によっては、造影剤を静脈から注射する場合があります。これまでに造影剤による副作用の症状が出たことのある人、気管支喘息がある人、腎機能に問題がある人は、必ず医師に伝えてください。
検査時間
15分~1時間ぐらい(検査部位・内容で変わります)
検査時の服装
MRI検査は強力な磁場や電磁波を使うため、事故が起きないよう、事前に十分な確認を行います。検査を受ける際には、腕時計や眼鏡など、取り外すことのできる金属類は全て取り外します。
注意事項
ペースメーカー・除細動器や人工内耳、インプラントなど外から見えず、取り外すことのできない金属類が体内に入っている場合は、必ず医師に伝えてください。また、入れ墨やアートメーク、カラーコンタクトレンズなどがやけどの原因になることもあります。装置の中の空間は狭いため、閉所恐怖症の人は検査が難しいこともあります。閉所が苦手な方は、医師に相談してください。
超電導磁気共鳴画像診断装置 Multiva 1.5T
超電導磁気共鳴画像診断装置 Prodiva 1.5T

血管造影撮影装置(Angiography)
当院では、最新の血管造影撮影装置を導入し、頭部や心臓を中心として、腹部、四肢等の血管に細い管を入れて血管を映し出す血管造影検査や血管内治療を行っています。この装置により、血液の流れや血管を立体的にみることができ血管病変の早期診断、早期治療が可能になります。
Azurionは、最先端の画像処理技術と高い操作性を兼ね備えたインターベンショナル・イメージングシステムであり、より高精度で安全な検査・治療を可能にします。
2025年8月、ソフト・ハードも更にアップグレードされた第3世代のAzurionが茨城県内で1号機として稼働を開始致しました。
• 高画質なリアルタイム画像による正確な診断と治療計画
• 低被ばく設計で、患者さまへの身体的負担を軽減
• 迅速かつスムーズな操作性により、1秒でも早い手技時間の短縮と治療効率の向上
• 幅広い血管内治療への対応力(心血管、脳血管、末梢血管 など)
血管造影X線診断装置 Azurion7 B20/15

